根管治療とは
歯を残すための治療、根管治療
虫歯が進行すると、歯の根の周りの組織にも感染し、腫れや痛みが起こります。
通常、ここまで進行すると抜歯する場合がほとんどです。
しかし、歯の根を洗浄し、菌を除去すれば、抜歯せずに済みます。
これを根管治療といいます。
この根管治療は、治療自体に高度な技術が必要なため、多くの医院では行っていません。当院では、この根管治療を積極的に行っています。
根管治療をしないと・・
歯の根の先(根尖)が炎症を起こすと、膿の袋が形成され、ゆっくりと大きくなっていきます。(右図の状態)
炎症がさらに活性化すると、痛みや腫れ等の症状を引き起こします。
また、手のひらや足底に多数の膿疱が突然出現したりする「掌蹠膿疱症」の原因の一つであるといわれています。
根管治療をしない医院が多い!?
根管治療は、以下のような理由から、行わない医院が多くあります。
- 治療する際、肉眼では歯の根が見えない
- 治療に時間がかかる
- 治療時、無菌状態にする必要がある
- 高度な技術が必要
当院では、これらの理由を解決し、根管治療を積極的に行っています。
当院での根管治療
マイクロスコープによる根管治療
当院では、根管治療時の「歯の根が見えない」という問題を解決するため、マイクロスコープを導入しています。
肉眼では確認できない部分まで正確に治療することができます。
日本でマイクロスコープを導入している医院は都内でもまだ少なく、2009年の時点で約2,000台といわれています。